|

ピクノジェノールはカテキン、タクシフォリン、プロシアニジンヤフユノール酸といったフェノール成分の濃縮から成るフランス海岸枚樹皮の標準化抽出物である。 by picnojenorl
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
メモ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
おすすめキーワード(PR)
ファン
|
はじめに 炎症は、私たちの体のいたるところで起こる。 疾病を説明する単語で-itisで終わるものは、炎症性疾患を表わす。 皮膚炎(dermatitis)は皮膚の炎症、関節炎(arthritis)は関節の炎症、耳炎(0titis)は耳の炎症を指す。 これらの炎症は、痛みの激しい辛い疾病である。 しかし、多くの疾病と合併して起こる軽度の慢性的な炎症は通常、患者は炎症として認識することはない。 喘息・アレルギー・がん・その他の疾病が、炎症性疾患と関係があるとは知らないためである。 人体の細胞には、防御軍の役目を果たし、侵入してくるバクテリアやウイルスに対して化学武器を使って戦い、炎症を起こすものがある。 これらの細胞は、近距離からがん細胞を混合物質で攻撃し、破壊させることもできる。 このような炎症反応は、おおむね私たちの体に良い働きをしているのであるが、炎症性疾患が制御できなくなると、喘息・肺の慢性炎症・非常に幸い炎症を起こす歯の有毒の炎症のような慢性疾患を引き起こす。 フランス海岸松樹皮から抽出される特別なエキス、ピクノジェノールは、炎症性疾患に幅広く対抗する万能な武器である。 ピクノジェノールの成分は、炎症をコントロールするために、戦略的に重要である様々な箇所を妨害する作用がある。 私たちの体内で生成される炎症性物質の武器庫には、感心させられる。 それは非常に微細な活性酸素から、痛み・腫れ・発赤・発熱などのまさに「炎症」という言葉を作る症状を誘発するたんばく質の集合体にも及ぶ。 1・炎症による活性酸素をピクノジェノールで不活性化させる まず第一に、ピクノジェノールは、細胞を活性化させ、スーパーオキシド・ジスムターゼのような抗酸化酵素を増やし、抗酸化防御物質の量を倍にする(Bayetaら、2000;Maritimら、2003)。 ピクノジェノールは、血流を循環し、第二の防御として直接活性酸素を不活性化させる。 被験者の血液では、試験開始と比べて、ピクノジェノール摂取後に、活性酸素を取り除く活動が多く見られた(Devarajら、2002)。 免疫システムの脱制御による疾病も、炎症性疾患を引き起こす。 例えば、自己免疫疾患では、紅斑性狼瘡がある。 ピクノジェノールを摂取することにより、持続性の慢性炎症の一因となる炎症細胞からのフリーの酸素ラジカルの生成を制御することができる。 (Stefanescuら、2001) 活性酸素にさらされると、DNAは損傷を受ける。 ピクノジェノールは、活性酸素を不活性化させることで、試験管内のDNAを保護し(Nelsonら、1998)、酸化的ストレスにさらされている注意欠陥多動性障害児のDNAも保護する(Durackovaら、2004)。 尿中のDNAの分解物は、活性酸素に誘発された損傷を示し、小児がピクノジェノールを摂取したところ、その量は減少していた。 2・炎症時のプロテイン破壊酵素からのピクノジェノールによる保護 ブロティナーゼと呼ばれる酵素の混合物は、炎症時に分泌され、侵入してくる微生物や異質細胞の細胞壁を壊す。 これらの酵素は、細胞組織の安定を保つのに重要なプロテインであるコラーゲンやエラスチンを特に攻撃する。 慢性炎症時のプロティナーゼの過剰生成は、人体の細胞組織の破壊を引き起こすので、止めなければならないピクノジェノールは、これらの酵素の活性を妨げ、炎症細胞からのプロテアーゼの放出も阻止する(Grimmら、2004)イコトリエンがこの群に入り、非常に不快な特性を持つ。 プロスタグランジンの中には、痛みを起こすものがあり、月経前の痛みは大抵プロスタグランジンが関わっている。 ピクノジェノールは、月経前の痛みと子宮内膜症の痛みを訴える患者に対して、痛みと鎮痛薬の減少を可能にすることが実証されたといえるかもしれない(KohamaとSuzuki、1999、Kohamaら、2004)。 トロンボキサンも、体内でアラキドン酸から生成される。 トロンボキサンは、気管支と血管の収縮を引き起こし、血小板の凝集を発生させ、アテローム性動脈硬化の一因になる。 ピクノジェノールを摂取することで、高血圧患者の血中のトロンボキサン濃度を下げ、トロンボキサンが血管に悪影響を及ぼすのを妨げる(Hosseiniら、2001A)。 ロイコトリエンは、肺のアレルギー反応や慢性炎症時に生成される炎症性物質である。 ロイコトリエンは、激しい気管支収縮を引き起こすため、喘息性の発作を起こさせる。 成人の喘息患者にピクノジェノールを摂取させることにより、ロイコトリエン濃度を低下させるだけでなく、肺機能を改善させ、喘息症状を減らすことが可能であった(Hosseiniら、2001B)。 小児の場合、ピクノジェノールを摂取させることで、プラシーボと比較して、ロイコトリエン濃度が著しく減少した。 瑞息の小児の中には、症状がなくなった例もあり、ピクノジェノール以外の投薬の減量が可能になったり、肺機能が継続して改善した(Lauら、2004)。 まとめ 炎症は、様々な病理学的過程に関連しているため、ピクノジェノールは、その他の疾病においても幅広く抗炎症作用を実証すると考えられる。 ピクノジェノールは、体が免疫システムを強化して侵入者に対する効果的な防御(Liuら、1998)と炎症細胞が過剰反応している高揚した、危険なあるいは病的な状態のバランスを取る手助けをするはずである。 現在では、いかなる炎症も、アテローム性動脈硬化、結果的に心疾患を促進させる過程と考えられている。 仮定となるが、抗炎症性の物質を規則的に摂取することにより、心筋梗塞や脳卒中などの心血管系イベントは予防されるはずである。 生涯を通じてより多く抗炎症薬療法を使用するほど、心疾患リスクは低くなる、という疫学研究からの一連の証拠がある。 その意味で、ピクノジェノールを摂取することは、例えば皮膚や肺などの特定の器官の特定の炎症に対する作用への貢献に加え、心血管の健康に貢献するものと思われる。 参考文献1)BayetaE,BenjaminMS,Lau BHS.:ピクノジェノールでマクロファージの炎症性伝達物質の生成を抑制する,Nutrition Reseach 20,249-259(2000) 2)MaritimA,DeneBA,SandersRA,WatkinsJB.:ストレプトゾトシン糖尿病のラットにおけるピクノジェノールによる酸化的ストレス治療の効果,BiochemMol Tox17,193-199(2003) 3)DevarajS,Vega-LopezS,Kaul N,SchonlauF,ロドワルドP,JialalI.:ポリフェノールを豊富に含む海岸松樹皮エキスの補充で、血祭の抗酸化機能を増加させ、血清リボ蛋白質の性質を変える,Lipids 37(10),931-934(2002) 4)StefanescuM,MatacheC,OnuA,TanaseanuS,DragomirC,ConstantinescuI,Sch6nlauF,ロドワルドP,SzegliG.:全身性エリテマトーデス患者治療におけるピクノジェノールの有効性,Phytother Res15,698-704(2001) 5)DurackovaZ,MuchovaJ,SivonovaM,ChovanOVaZ,HauserovaM,BlazicekP,TrebatickaJ,ロドワルドP.:注意欠陥過活動性障害の病態生理学における酸化的ストレスとポリフェノール天然エキス、ピクノジェノールによる影響,in Polyphenols Communications2004, Hoikkala Aand SoidinsaloO.Edts,Hummeru S Printing,Jyvaskyla Finland,177-178(2004) 6)GrimmT,SchaferA,HoggerP.:マトリクス・メタロブロテアーゼの抗酸化作用と海岸松樹皮エキス(ピクノジェノール)の代謝産物による抑制,Free RadBiol Med 36,811-822(2004) 7)KohamaT,SuzukiN.:ピクノジェノールによる婦人科疾患の治療,Eur Bull Drug Res7(2),3-32(1999) 8)KohamaT,SuzukiN,OhnoS,lmoueM.:月経困難症におけるピクノジェノールの鎮痛効果:非対照臨床試験,Reprod Med49(10),828-832(2000) 9)HosseiniS,LeeJ,SepulvedaRT;FaganT;ロドワルドP,WatsonRR.:軽度高血圧患者の血圧改善におけるピクノジェノールの役割判断のための16過にわたるランダム化、二重盲検プラセボ対照、プロスペクティブ、クロスオーバー研究,Nutr Res21(9),67-76(2OO1) 10)HosseiniS,PishnamaZiS,SadrzadehSMH,FaridF,FaridR,WatsonRR:喘息管理におけるピクノジェノール,Med Food4(4),201-209(2001) 11)Lau BHS,RiesenSK,TroungKP,Lau EW,ロドワルドP,BarretaRA.:小児喘息管理における補助としてのピクノジェノール,Athma 41,825-832(2004) 12)Liu FJ,ZhangYX,LauBHS:老化促進されたマウスにおけるピクノジェノールによる免疫機能と造血機能の改善,Cell Mol Life Sci54,116&1172(1998)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:35
はじめに 電話口に出ると、彼はいつも予算内で納めよう、一定の時間枠内で仕事を終わらせようとしてプレッシャーを感じていた。 電話で話をしている間はタバコを吸っていて、息を吸う昔が、毎回、電話からよく聞こえた。 サムは、ストレスを抱えたマネージャーの典型例だった。 チェーンスモーカーで、よく胃炎になっていた。 リラックスするのは、仕事のあとにお酒を飲むときだけだった。 年齢は40代半ば。あるとき突然、何の前触れもなく、事務所で仕事をしていたサムは、かつてない痛みを頭に覚え、その数週間後に病院から退院したときには、話し方や動き方を習得しなければならなくなっていた。 重度の脳卒中の発作で、記憶と言語を司る脳の中心が破壊されてしまったのだ。 まるで子供のように、彼は初めからやり直さなければならなかった。彼のキャリアは終わり、知的障害が残った。 もちろん、これと同じ運命に陥りたいと思う人はいない。 もっと健康的なライフスタイルを選んで、こうした状況にならないよう予防することが賢明だ。 しかし、別の行動をとるべきだと分かっている時でも、ほとんどの人間はそうすることができない。 そして、例えば次のような指示を医者から出されるまで、放っておく。 すなわち高い血圧を下げる薬を飲みなさい、高いコレステロール値を下げる薬を服用しましょう、動脈が詰まらないように血液の抗凝結薬を飲みましょう、胃炎治療のため酸中和剤も出しておきましょう、といったような。 ピクノジェノールの血栓予防効果 こうした薬剤はすべて、アテローム性動脈硬化症の進行を遅くするため、血栓症予防のため、そして最終的に突然の脳卒中や心筋梗塞の危険を減らすために、服用すべきものだ。 心循環器疾患は、私たちの生命にとって最大の危険因子である。 動静脈の健康を保ち、循環がうまく機能するようにライフスタイルを管理することができれば、私たちの平均余命は相当延びるだろう。 もちろん、血管系の損傷に関連する全ての疾患は生じてからそれと戦うよりも、早い段階から身体の健康を維持しようとするほうが良い。 ここでピクノジェノールは多くの可能性を提供する。 血栓症予防のため、いくつかの薬を飲んで高血圧や高コレステロールを治療しようとする代わりに、神助食品を定期的に摂取して健康的な循環を維持するとよい。 ピクノジェノールは軽度の高血圧を正常化すること(Watsonら、2001)が明らかにされている。 高血圧の患者は、降圧剤の服用量を減らすことができた(Liuら、2004)。 さらに、ピクノジェノールの摂取によって悪玉コレステロール(LDL)は減り、善玉コレステロール(HDL)は増え、その結果、アテローム動脈硬化指数は、より軽度のアテローム性動脈硬化症状を示す数値へと変わる(Devarajら、2002、Durackovaら、2003、Koch2002)。 高コレステロールに加え、酸化的ストレスもアテローム性動脈硬化症を引き起こす主要原因だ。 強力な抗酸化力を持つピクノジェノールは、血液の抗酸化能力をかなり向上させる(Devarajら、2002)。 ピクノジェノールは、血液の血小板が凝集するのを防ぐことで、血栓症予防にも役立つ(Putterら、1999)。 したがってピクノジェノールを摂取することで、アテローム性動脈硬化の諸症状や高血圧を引き起こす日常生活のストレス因子から血管と心臓を守る可能性も得ることになる。 ピクノジェノールの胃潰瘍、心臓病予防効果 胃潰瘍から身を守るためにピクノジェノールをつかうことは、1992年以来、そして遡ればカテキンがストレス潰瘍の形成を減少させるという観察報告(Lorenz1975)以来、一般に知られている。 症状が出たあとでいくつかの薬を飲む代わりにピクノジェノールを補給することは、健康を維持するために早期予防措置をとるという方法だ。 ピクノジェノールは、心臓の健康向けの複合製品に理想的な成分だ。 心筋により多くのエネルギーをもたらすコエンザイムQ10とともに、ピクノジェノールの売り出しは合衆国で成功をおさめている。 抗酸化作用のあるビタミンCおよびEとの組み合わせや、いくつかのアスコルビン酸塩との複合も、アメリカの健康食品店で非常によく見かけられる。 葉酸とアミノ酸を加えたピクノジェノールは、循環系疾患の原因となる別の因子、ホモシステインの根絶に使われている。 他の複合製品では、基本的に、血管の健康目的ではピクノジェノールをオメガ3脂肪酸とL-カルニチンと組み合わせ、酸化的ストレスと戦うためにはアルファリボ酸、グルタチオン、緑茶抽出物と組み合わせている。 ピクノジェノールをイチョウ葉、チョウセンニンジン、ウコンなど他の植物抽出物や柑橘類のフラボノイドと混合したものも、アメリカのスーパーマーケットの棚でよく見かける。 別の製品では、ピクノジェノールを、抗酸化作用のあるビタミン、バイオフラボノイドであるルティンやケルセチンと組み合わせている。 そうした組み合わせのピクノジェノールはタブレット状でもカプセル状でも高い安定性を示すので、ピクノジェノールを複合した多種類の製品が世界中で手に入る。 参考文献1)Devaraj,S.ら:「SupplementationwithaPineBark ExtractRichinPolyphenoIsIncreasesPlasmaAntioxi dantcapacityandAltersthePlasmaLipoproteinProfile(ポリフェノールに富んだ松の樹皮抽出物の補給により血祭の抗酸化能力が高まり血祭のリポタンパクの外形が変化する)」,Lipids,37(10),931-934(2002) 2)Durackova,Sら:「Lipidmetabolismanderectile functionimprovementbyPycnogenolR,extract from thebatkofPinuspinasterinpatientssuffering from erectiledysfuncdon-apilotstudy(勃起障害患者に見られる、フランス海岸松の樹皮抽出物PycnogenolRによる脂質代謝と勃起機能の改善一予備的研究), Nutrition Research,23,1189-1198(2003) 3)Koch,R:「ComparativestudyofVenostasinRand PycnogenolRinchronicvenousinsufBciency(慢性静脈不全におけるVenostasinRぉよびPycnogenolRの比較研究)」,Phytotherapy Research,16,1-5(2002) 4)Liu,X.:「PycnogenolR,Frenchmaritimepinebark extract,improvesendothelialfunctionofhypertensive patients(フランス海岸松樹皮抽出物PycnogenolRが 高血圧患者の内皮機能を改善)」,Life Siences,74, 855-862(2004) 5)Lerenz W.ら:「Effects of(+)-catechin on several enzymes of histamine metabolism and on stress ulcer formationinthefemalerat(メスのラットにおけるヒスタミン代謝酵素およびストレス潰瘍形成に与えるH-カテキンの効果)」,Naunym Schmiedebergs ArchivPharmacology,287,Suppl.,R62(1975) 6)Putter,KHM.ら:「InhibitionofSmoking-InducedPlateletAggergationbyAspirinandPycnogenol(アスピリンおよびピクノジュノールによる、喫煙によって引き起こされる血小板凝集の抑制)」,ThrombosisResearch,95,155-161(1999) 7)Watson,RRら:「Arandomized,double-blind place-bo-controlled,prospective,16week cross over study todeterminetherole of Pycnogenol Rinmodifying bloodpressureinmildlyhypertensivepatients(軽度高血圧患者の血圧改善におけるピクノジェノールの役割測定のための、16週間の無作為抽出による二重盲検プラセボ対照プロスペクティブ実験研究)」,NutoritionReseach,21,1251-1260(2001)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:35
はじめに 現代社会において、高コレステロール値がアテローム性動脈硬化(症)の深刻な危険因子の1つであることは、周知の事実である。 しかし、高コレステロール値が認められる場合には、詳細にコレステロール値を分析する必要がある。 なぜなら、高LDLコレステロール値のみが、深刻な危険因子であると考えられているからである。 酸化LDLコレステロールは、血管壁に粘着する。 多量のLDLは、血管内における脂肪沈着形成の可能性を高めるため、LDLは「悪玉」コレステロールとされている。 一方、HDLコレステロールは、コレステロールを血管およびその他の細胞から除去し、排出のために肝臓に運ぶ。 血中の高HDL濃度は、心血管系疾患のリスク減と関連するため、HDLは「善玉」コレステロールと呼ばれている。 それゆえ、総コレステロール値のほかに、「悪玉」コレステロールと「善玉」コレステロールの均衡は、心血管系疾患リスクの予測因子なのである。 コレステロール値を下げるのに有効な薬は、数多くある。 しかし、これらの薬には副作用があるので、コレステロール値を緩やかだが減少させ、副作用のあまりない栄養補助食品は、価値のある代替物といえる。 いくつかの臨床試験において、ピクノジェノールの摂取は、総コレステロール値を下げるだけでなく、「善玉」HDLを増やし、「悪玉」LDLを減らす追加効果があることが示されている。 1.臨床試験 アメリカでボランティア25名を対象に、ピクノジェノールRの生体利用効率を実証する試験が行なわれ、ピクノジェノールによる脂質代謝改善の実態が示された(Devarajら、2002)。 ピクノジェノール150mg摂取後に、肥満のボランティアの血液を分析した結果、血祭のポリフェノール値に顕著な増加が見られた。 このことにより、ピクノジェノールに含まれるポリフェノールが胃腸管から吸収されたことが実証された。 ピクノジェノールに含まれるポリフェノールは、高い抗酸化活性を持っている。 その結果、血梁の酸素ラジカル吸収能(oxygen radical absorbance capacity)は、ピクノジェノール摂取前、摂取停止後の値と比べて、ピクノジェノール摂取期間中の方が高かった。 ボランティアの血液を分析した結果、ピクノジェノールによる総コレステロールの変化はなかったが、試験開始前の値と比べて、LDLコレステロールが著しく減少し、HDLコレステロールが増加したことが示された。 つまり、ピクノジェノールの摂取により、「悪玉」LDLと「善玉」HDLの比率が、よりアテローム硬化のリスクが少ない方へ変化したのである。 別の臨床試験では、慢性静脈不全の患者40名を対象に、ピクノジェノールとヴュノスタシンR(セイヨウトチノキ種エキス)の静脈不全による急激な腹痛、痛み、腫れの軽減効果を比較した(Koch,2003)。 この比較研究で、ピクノジェノールの慢性静脈不全の全症状を改善する有意性が明らかになり、また患者の血中脂質の分析で、ピクノジェノールを摂取したグループに有意な変化があったことが分かった。 一方、他方のグループでは顕著な変化は見られなかった。 ピクノジェノール摂取4週後では、LDL総コレステロール共に顕著に低下した。 HDLの増加は見られたが、統計的有意水準には至らなかった。 3つ目の臨床試験は、勃起不全の患者21名に対して行なわれた(Durackovaら、2003)。 このプラセボ対照二重盲検試験では、ピクノジェノールを摂取したグループの患者は、摂取開始後3カ月で、勃起機能が改善しただけでなく、総コレステロールとLDLの値が摂取開始前の値と比べて顕著に減少したことが分かった。HDL値は増加したが、統計的有意水準には至らなかった。 おわりにそれぞれ個別に行なわれたアメリカ・ドイツ・スロバキアにおける研究で、脂質代謝の改善が認められた。 3つ全ての研究で、患者の血中の「悪玉」LDL濃度の減少、「善玉」HDL値の増加が報告されたが、2つの研究では、HDLの増加は統計的有意水準には至らなかった。 総コレステロールは、2つの研究で減少が見られ、これは主にLDL値が下がったためであった。 これらの試験結果により、アテローム硬化を促進するLDLと善玉HDLの均衡の変化が示され、その変化はアテローム性動脈硬化(症)のリスクを減少させる方向へ向かうもので、結果として、ピクノジェノールの摂取により心血管系疾患のリスクが減少することが示された。 参考文献1)DevarqjS,Vega-LopezS,KaulN,SchonlauF,Rohde WaldP,JialalⅠ.:SupplementationwithaPineBark ExtractRidlinPolyphenoIsIncreasesPlasmaAntioxi dant Capacity and Alters the Plasma Lipoprotein Profile.Lipids,37(10),931-934(2002) 2)KochR:ComparativeStudyofVenostasinRandPycnogenolRinChromicVenousInsufficiency,Phytother Res,16,1-5(2002) 3)DurackovaZ,TrebatickyB,NovotnyVIZitnanovaI, BrezaJ.:LipidmetabolismanderectilefunctionimprovementbyPycnogenolR,extract from the bark of Pinuspinaster in patients suffering from erectile dys function-a pilot study,Nutrition Res,23,1189-1198(2003)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:34
はじめに チューブが詰まると、ポンプは機能しない。 このシンプルなメッセージは、心疾患を防ぐために、血管の状態に気を配らなければならないことを意味している。 連動や栄養、禁煙、ストレス管理など健康な生活は、心疾患からあなたを守ってくれることはよく知られている。 しかし、残念ながら、健康への理解と実践の間には大きな差がある。 なぜなら、ライフスタイルを変えるのは大変難しいからである。 ライフスタイルを変えられない、変えたくない人たちにも、心疾患のリスクを減少させる方法がある。 フランス海岸松樹皮由来の特別な抽出物であるピクノジェノールは、多様な効果をもつ理想的な日常のサプリメントである。 ピクノジェノールと血液循環 健康な心臓には、健康な血液循環が必要である。 健康な血液循環とは、血管に弾力性があり、硬化のような不純物のない状態を指す。 赤血球は本来、弾力性があり、潤滑に流動し、凝集しないはずである。 血管の直径が適切であれば、血圧も適切な値となる。 天然の抽出物であるピクノジェノールは、松樹皮から生成された有効な成分を豊富に含んでいるため、健康な血液循環の維持を助ける働きがある。 ピクノジュノールは赤血球の外層の流動性を高めるために、赤血球を圧縮し、毛細血管を通過する(Sironovaら、2604)。 同時に、ピクノジェノールは、フリーラジカルを不活性化するため、過酸化物から赤血球中の脂質を保護する(Sironovaら、2004)。 赤血球に弾力性を保つのと同様に、他の細胞も保護される必要がある。 血小板凝集は、血管壁に付着することにより、血栓が生成され、血流が妨げられる。 さらに、血栓が肺にまで達した場合、肺塞栓に陥ることもあり、ときにそれが脳に達することもありうる。 心疾患要因とピクノジェノール 日常生活では、血小板凝集を引き起こす要因が多くある-ストレス、長時間の着席、喫煙。 喫煙は、ストレスと同様に、血小板の凝集を引き起こす傾向がある。 ピクノジェノールを喫煙1時間前に摂取することで、喫煙によって生じる血小板凝集を完全に防ぐことができる(Putterら、1999)。 長距離フライトが例にあるように、乾燥状況下にて、長時間座席に座り続けることは血小板凝集を生じさせ、最終的に血栓を誘発することになる。 搭乗前あるいは搭乗中にピクノジェノールを摂取することで、血栓を完全に防ぐことができる(BelCaroら、2004)。 このグラフより、ピクノジェノールが血液循環に効果があることが証明された。 また、このことは糖尿病患者にとって特に重要なことである。 なぜなら糖尿病患者にとって、血栓は死の危険性を高めるものだからである。 血液が凝集せず、弾力性のある細胞と共に潤滑に流動する場合、血管の直径は次の着日すべき重要なポイントになる。 ストレスと喫煙が血管を収縮させるため、心臓は直径の小さな血管へ血液を送り込まなければならず、その結果、血圧が上昇する。 高血圧は、徐々に血管壁にダメージを与えていく。 したがって、高血圧による血管壁のダメージを防ぐためには、血管の直径の調整を適切に行う機能を必然的に持たなくてはならない。 血管の直径は、神経系と血管内部によって生じる血管収縮因子と血管拡張因子のバランスによって調整されている。 ピクノジェノールは、(例えば、ストレスによって)血管が収縮することによって、上昇した血圧を正常に戻すことを助ける。 ピクノジェノール摂取後、強力な血管収縮物質であるエンドセリン1の生成は減少し、血管拡張物質であるプロスタサイクリンの生成が促進された(Liuら、2004)。 さらに、ピクノジェノールは、高血圧症状を抑制するが、正常値の血圧を下げることはない(Liuら、2004)。 糖尿病と炎症は、酸化ストレスやフリーラジカルの発生により、血液循環細胞にダメージを与える。 ダメージを受け、酸化した細胞の成分は、炎症細胞を誘発させ、それが血管壁硬化を進行させながら、血管壁に侵入し、不純物を形成する。 高いレベルの‘悪玉’コレステロールであるLDLもこれらのダメージを助長するものである。 ピクノジェノールと抗酸化作用 ピクノジェノールはさまざまな方法で、ダメージを与える要因を防ぐ。 ピクノジェノールの摂取は、フリーラジカルを不活性化する血液の量を増やすだけでなく、細胞の中の抗酸化酵素の合成を増加させる。 ピクノジェノールは、糖尿病ラット体内のフリーラジカルや炎症に対する防御システムを強化した(Maritimら、2003)。 さらにピクノジェノールは、炎症細胞の血管壁への侵入を促進する付着分子の発生を阻害した(Rohdewald2002)。 ピクノジェノールが、コレステロール値を容易に下げることは試験にて証明されている。 25名のボランティアを使ったオープン比較試験では、ピクノジェノール150mgを4週間摂取することにより、LDLは有意に減少する一方で、HDLは血中のラジカル吸収力と同様に増加していた(Devarajら、2002)。 被験者21人による二重盲検では、ピクノジェノール120mgを摂取後、捻合コレステロール値とLDL個が著しく低下した(Druckovaら、2003)。 また別の比較試験では、稔合コレステロール値とINI値も同様に低下した(Koch2002)。 赤血球の弾力性、血小夜凝集防止、酸化ストレスの減少、抗炎症効果、血管収縮防止効果、抗高血圧効果、コレステロール低下などピクノジェノールの効果を捻合的に判断すると、ピクノジェノールは健康な血液循環を保つ、非常に有効な物質である。 しかし、これらの効果は劇的な変化を起こすものではなく、穏やかに作用する。 心血管のリスクの減少は漸進的ではあるが、安定的に乱れた体のバランスを修復していく。 ピクノジェノールは単独のサプリメントとしてだけで考く、コエンザイムQ10やリポ酸、抗酸化ビタミン、ポリ不飽和脂肪酸のような心血管の健康に効果的な他の物質との組み合わせにおいても効果のある万能な物質である。 おわりに このように、ピクノジェノールを日常的に摂取することにより、心血管の健康に直接好ましい効果が現れる。 同様の効果を薬から得ようとすれば、複数の薬が必要となり、かつ、それぞれの薬は副作用をもたらす。 対照的に、ピクノジェノールはまれに胃などに軽度の不快感を与えることがあるが、総合的に安全であると認められている(GRAS status)。 参考文献1)Sivinova M,WaczulikovaI,Kilanzyk E,Hrnciarova M,BryszewskaM,KlajnertB,DurackovaZ.:Tfeeffct ofPycnogenolRontheerythrocytemembranefluidity Gen Physiol Biophys 23,39-51(2004) 2)PutterM,GrotemeyerKHM,WuthweinG,Araghi NiknamM,WatsonRR,HosseiniS,RohdewaldP.: hhibidonofsmokinginducedplatdetaggregadonby AspirinandPycnogenolR.Thrombosis Research 95,155-161(1999) 3)BelcaroG,CesaroneMR,RicciA,IppolitoE,Bran dolimiRDuganM,GriffinM,RhffimiⅠ,AcetbiG,VlciguerraMG,BaveraP,DiRenzoA,ErridliBM・:Prevention of venous thrombosis in long-haulflightswith PycnogenolR.Clinical Applied Yhrombosis/Hemostasis10(4),373-377(2004) 4)LiuX,Wei J,TanF,ZhouS,WurdrweinG,RohdewaldP.:PycnogenolR Frenchmaritimep lnebarkextract,improves endothelial function of hypertensivepatients.Life Sciences74,855-862(2004) 5)MaritimA,DeneBA,SandersRA,WatkinsJB.:Effects of PycmogenolR treatment onoxidadvest ressinst reptozotocin induced diabetic rats.J Biochem Mol Tox17,193-199(2003) 6)RohdewaldP.Areview of the French maritime pinebark extract (PycnogenolR),a herbal medication with a diverse pharmacology.Int J Clin Pharmacol Ther 40(4),15-168(2002) 7)Devaraj S,Vegar-LopezS,EaulN,SchonlauF,Rohde-wald P,JialalI.:Supplementationwithapinebark extract rich in polyphenols increases plasma antioxi dantcapacityanddterstheplasmalipoproteinprofile.Lipids 37,931-934(2002) 8)DuraCkovaZ,TrebadckyB,NovotnyViZitnanOVaA BrezaJ.:LipidmetabolismanderectilefunctionimprovementbyPycnogenolR,extract from the bark of Pinuspinaster in patients suffering from erectile dysfunction-a pilot study.Nutr Res23,1189-1198(2003) 9)KochR:Comparative study of VenostasinR and PycnogenolR for treatment in cronic venous in sufficiency Phytother Res 16,1-5(2002)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:33
要約慢性静脈不全や蔚脈・毛細血管疾患は頻繁に起こる面倒な疾患で、程度の差はあるが、約20%の人が患っていると言われている。これらの疾患は、ほとんどの場合が無症候か、あるいは化粧品等の使用により改善できる軽い症状であるが、医師へ相談が必要となる程深刻になる場合も時折ある。 ピクノジェノールは、フランス海岸松樹皮から抽出される乾燥エキスで、フェノール酸とプロシアニジンを含有する。本レビューでは、静脈学におけるピクノジェノールの前臨床あるいは臨床試馬剣こよる興味深い結果を紹介する。 ピクノジェノールは、わ山打0およびわ山>0試験において、フリーラジカル消去作用、抗炎症作用、また、 異常な脆弱性毛細血管の抵抗性強化作用が確認されている。さらに、ピクノジェノールは血管内皮細胞の一 酸化窒素(NO)生成促進作用があるため、血管内皮のフリーラジカル誘発障害を抑制することができる。 また、慢性静脈不全やその他の静脈・毛細血管疾患患者に対するピウノヅェノール㊥の効果が報告されてお り、これらの試験結果から、酸化ストレスが静脈疾患に大きく影響しており、抗酸化物質であるピクノジェ ノールの摂取により、慢性吉事脈不全が改善されるということが確認された。皮下浮腫の改善と、それに伴う 脚の倦怠感の自覚症状の改善は、ピクノジェノールのフリーラジカル消去作用と、静脈外スペースでの白血 球の接着および遊走の制御によるものと考えられる。 また、毛細血管のシーリング効果は、ピクノジェノールの繊維への強力な結合作用、それに伴う血管壁の タンパク質問架橋結合の促進作用によるものであるが、これは浮腫形成の抑制にも関わっていると考えられ る。 はじめにピクノジェノールは、フランス海岸松樹皮から抽出される乾燥エキスで、水溶性バイオフラボノイド、カテキン、タクシフォリン、フェノールフルーツ酸と、構造や鎖の長さの異なるプロシアニジンを含有している(Rohdewald,1998)。 ピクノジェノールの有効性は、レビューや本等を含む30以上の公刊物により立証されており、臨床現場においても利用されている。 ピクノジェノールが強力な抗酸化作用を持つことから、静脈疾患に対する効果およびその作用機序を明らかにするため、いくつかの臨床試験が行われた。 本レビューでは、静脈学におけるピクノジェノールの知見を紹介する。 1.慢性静脈不全脚の慢性静脈不全は、年齢を問わず頻繁に見られる疾患である。 この疾患はほとんどの場合軽症候か、あるいは化粧品等の使用により改善できる程度の軽い症状である。 通常医師の診察を受けるのは、症状が重くなった場合のみであるが、症状がより深刻になると、静脈痛や静脈炎等を思うことになる。 最も頻繁に見られる慢性静脈疾患の合併症は、皮膚潰瘍であるが、これは生活水準(クオリティ・オブ・ライフ)に悪い影響を及ぼす。 慢性静脈不全やその合併症は年々増加すると考えられている。 疫学調査によると、22%の人が様々な形で静脈疾患を患っていることが分かっている。 米国だけで見ると、8,000万人のアメリカ人が静脈疾患を患っている(Capeheart,1996)。 2.慢性静脈不全の病因 慢性静脈疾患の最も重要な病因的要素は次に挙げる4つである。 (1)結合繊維と平滑筋を含む血管壁の脆弱性、(2)静脈内皮細胞の機能障害および損傷、(3)静脈弁障害、(4)微小循環障害。 (1)、(2)、(3)は、還流静脈性高血圧症と関連を持つ。 また、微小循環障害は慢性静脈疾患の典型的合併症の要因である(Nlulesius,1996)。 内皮細胞の障害は特に重要な慢性静脈不全の病因である。 内皮細胞の中枢となる役割は、血管細胞と血管壁の間の伝達を媒介することである。 血管透過性の変調や内皮細胞の機能障害は、浮腫、静脈痛、血栓形成等を引き起こす。 浮膿は、静脈疾患によく見られる症状の1つである。 内皮細胞の障害は、毛細血管脆弱性を引き起こし、内皮細胞間隙あるいは細孔を形成する。 静水庄の上昇により毛細血管中の白血球細胞が増加すると、ヒスタミン、5-HT、PGE2、ロイコトリエンC.等の浮腫形成を誘発する炎症性媒体が放出、炎症性細胞の蓄積が起こり、浮腫を引き起こす。 静脈潰瘍もまた、血管内皮細胞の障害が原因である。 活性化した白血球は毛細血管内皮を傷つけ、フィブリノーゲンの漏出、フィプリン網の形成により、皮膚の虚血を引き起こす(Ibrahim et al.,1996)。 血管内皮の障害は、最終的に血栓を形成すると考えられる。 露出した内皮下コラーゲンは、血小板の活性化および凝集を引き起こす。 トロンポプラスチンは、プロトロンビンをトロンビンに変換し、トロンビンは同様にフィブリノーゲンをフィプリンへ変換する。 その結果生じたフィプリン・ネットワークは、赤血球細胞と白血球細胞を固めて、静脈血栓を形成する。 このように、慢性静脈疾患とその合併症において、血管内皮の障害は重要な要因である。 3.ピクノジェノールの薬理学作用 ピクノジェノールの静脈・毛細血管疾患に対する作用が、Gabor博士とそのチーム(ハンガリー)により確認されている。 最初の試験では、ピクノジェノールの経口投与による毛細血管強化作用が確認された。 自然発生高血圧ラット(SHR)にピクノジェノールを10~100mg/Kg経口投与した結果、遺伝子誘発毛細血管脆弱性が濃度依存的に改善された。 この効果は、経口投与8時間後まで持続した。 また、0-(β-ヒドロキシュチル)ルチンおよびヘスペリジン-メチル.チカルコンを経口投与した場合と比較して、ピタノジュノールにはそれ以上の効果が認められた(Gabor et al.,1993)。 後に、Blazoら(1994)により、ピクノジェノールのフリーラジカル消去作用、つまりスーパーオキサイドアニオンラジカル活性抑制(IC50=8.18〝g/ml)作用が確認された。 同試験において、ピクノジェノールの成分を3つのグループに分け、それぞれのグループの抗炎症作用をクロトン油誘兎の耳の浮腫(マウス)に対して観察した。 これらピクノジェノールおよびその成分の、in vivo融和試験におけるフリーラジカル消去作用およびin vivoにおける抗炎症作用には密接な相関関係があり(r=0.992)、炎症にフリーラジカルが影響していること、またピクノジェノールの抗炎症作用がそのフリーラジカル消去作用と関係があることを示している。 腹膜内を通して投与されたピクノジェノールは、濃度依存的および有意差を持って、ラットのcarrageenin誘発浮腫を抑制した。 また、ピクノジェノールを塗布した場合、濃度依存的および有意差を持って、ラットのm誘発紅斑を抑制した(Blazso et al.,1995)。 その後の同チームによる研究で、ピクノジェノールがマウスのクロトン油誘発による耳の浮腫および、ラットのcompound48/80誘発による脚の浮腫を抑制することが確認された。 この試験では、ピクノジェノールを流動食で経口投与した(Blazsoet al.,1997)。 また、5%ヒドロキシュチルセルロース含有ジェルにピクノジェノールを0.3%~1%添加した場合に、UVB照射誘発によるラットの毛細血管透過性を、有意差を持って抑制した(Blazso et al.,1997)。 4.臨床試験 過去30年間で、慢性静脈疾患およびその他の静脈疾患患者784名に対して、15件の臨床試験が行われた。 ピクノジェノールを投与された患者は595名で、試験のほとんどがヨーロッパで行われた。 これらの試験は、概要的に次の3つのグループに分類することができる。 A:404名の患者に対するオープン試験が、フランス(4件)、ドイツ(2件)、エジプト(1件) で行われた。 B:149名の患者に対するプラセボ対照二重盲検試験が、ドイツ(4件)およびイタリア(1件)で行われた。 C:231名の患者に対するプラセボあるいはvenostatinおよびVenoruton(ベノルトン:静脈療治療剤)を対照薬とした二重盲検試験が、ドイツ(2件)およびイタリア・(1件)で行われた。 5.プラセボ対照二重盲検試験 静水圧による下肢の浮腫を患う患者40名に対して、プララセボあるいはピクノジェノールをそれぞれ1日360mg、6日間投与し、1時間および2時間座り続けた後の脚の体積を測定した結果、脚体積増加率は、ピクノジェノールを投与したグループでは有意差をもって減少したが、プラセボグループには効果が見られなかった(Schmidtkeand Schoop,1995)。 また、イタリアでArcangeli博士により、静脈・リンパ性疾患患者40名に対して、プラセボ対照二重盲検試験が行われた。 ピクノジェノールあるいはプラセボをそれぞれ1日300mg、60日間投与した結果、ピクノジェノールグループの症状(脚の倦怠感、痛み、浮腫等)は有意に改善されたのに対して、プラセボグループには症状改善が見られなかった。 ピクノジェノール投与後30日/60日の症状改善度はそれぞれ、下肢の倦怠感に対して47%/25%、下肢のむくみに対して47%/47%、下肢の痛みに対してはそれぞれ55%/46%の改善が見られた。 これらの改善はいずれも有意差が認められた。 症状の消失度に基づいた改善率は、脚のむくみと痛みに対するものが最も高く、それぞれ63%と67%であった(Horphag,PycnogenolRDocumentationFile)。 またイタリアにおいてSpartera博士によりピクノジェノール(1日300m払60日間投与)を用いたプラセボ対照試験が、50名の慢性静脈疾患および静脈痛点者に対して行われた。 その結果、ピクノジェノールグループの浮腫およびその他症状改善が有意差を持って認められた。 倦怠感および浮腫は、ピクノジェノール投与30日後に37%、さらに60日後にはさらに36%減少し、全体では55%減少した。 また毛細血管抵抗性は30日後80%改善された。 14名中9名(69%)において、脚のむくみが消失した。 また、7名中5名が毛細血抵抗性の増加、17名中5名(29%)が脚の倦怠感の消失を示した(Horphag,PycnogenolR DocumentationFile)。 6.実薬対照二重盲検試験 ドイツにおいて、慢性静脈疾患患者40名に対して実薬を対照とした二重盲検試験が2件行われた。 Kosh博士は、ピクノジェノール(1日360mg)と、Venostain(1日600mg)をそれぞれ4週間投与し、その効果を比較した(Horpha&PycnogenolRDocu-mentaionFile)。 またStegmanらによる比較試験では、ピクノジェノールを最初の1週間は1日240mg、その後5週間は1日180mg投与し、1日600mgのべノルトン(静脈痔治療剤)を6週間投与した場合と比較し、他覚症状および自覚症状による評価を行った。 ベノルトンに対してピクノジェノールは50%の投与量七同等の効果を発揮し、且つピクノジェノールに副作用は見られなかった(Horphag,PycnogenolRDocumentaionnle)。 7.安全性 ピクノジェノールの継続的摂取の安全性は確認されている。 また、皮膚および眼に対する刺激性、感作性も、ウサギ、ブタ、ヒトにおいて確認されている。 まとめ 静脈微小循環の障害は、慢性静脈疾患の主な特徴である(Mani,1997)。 微小循環の障害は、皮膚および皮下毛細血管内皮の基本的機能が変質することで起こり、その後血祭および赤血球の透過性、問質組織における浮腫および微小壊死、そして慢性的炎症反応が起こる。 静脈血圧が上昇すると、白血球細胞の捕捉や毛細血管透過性が増加することから、微小循環は形態変化や機能不全に陥る。 以前から白血球は免疫作用および抗菌作用を有する有益な細胞と考えられてきた。 しかし、最近の研究では、静脈性潰瘍形成やその他の静脈性病的状態の媒体として、顆粒球および単球の大きな影響が報告されている。 顆粒球や単球は内皮細胞に接着し、様々な形態の細胞毒性を発揮する作用がある。 顆粒球や単球は、微小循環に取り込まれ毛細血管を閉塞すると、それに伴うフリーラジカル生成やタンパク質分解により炎症反応を誘発する(Schmid-Schon-beinetal.,1993)。 また、白血球が活性化されると、サイトカイン、ロイコサイト誘導ROS,タンパク質分解酵素、血小板活性要因を放出することが仮定される(Dormandy,1995)。 フリーラジカルは血管内皮細胞の透過性の変調、皮下炎症の誘発(McQuaidandKeenan,1997)、血小板凝集促進(Iuliano et al.,1997)、血管緊張の変調(BharadwajandPrasad,1997)、白血球の接着および遊走誘発(Cominacini et al.,1997)といった作用を持つため、慢性静脈不全の重要な病因である。 ナギイカダ(Ruscus aculatus)、ウィッチへーゼル(Hamamelis virginia)、センテラアジアチカ(Centella asiatica)等、慢性静脈不全の治療に効果があると報告されている植物エキス(Catapano,1997)も、そのエキス中のフラボノイドの持つ抗酸化作用によるものと考えられる。 ピクノジェノールには抗酸化作用および、血管内皮細胞内NOの生成促進作用がある。 これら2つの作用は、フリーラジカル誘発の血管内皮障害の抑制に役立つと考えられる。 動物を用いた試験で(Gabor et al.,1993)、ピクノジェノールは、自然発性高血圧ラットにおける毛細血管強化作用が確認されている。 これらのラットには炎症症状は無かったが、毛細血管の漏出が見られた。 この毛細血管のシーリング効果は、ピクノジェノールの強力な繊維結合作用により、血管壁のタンパク質が架橋結合されるためと考えられる。 この作用は、二重盲検試験において確認されたヒトの浮腫形成の抑制にも関与していると考えられる。(EurpPeanBulletinofDrugResearch,Volume7,NR2,1999) 訳者あとがき 静脈疾患の1つとして挙げられる浮腫は、臨床的にはいわゆる「むくみ」であるが、特に、むくみを日常的な悩みとして抱えている女性は多い。 ピクノジェノールに高い美容効果があることはすでに確認・紹介されているが、ピクノジェノールが日常的に抱える女性の悩みの解消にも役立つことが言える。 また近年、静脈疾患の1つとして問題視されているのが深部静脈血栓症である。 これは、一般に「エコノミークラス症候群」と呼ばれているが、成田空港だけでも年間150件以上程起きており、呼吸困難から死に至ることもある深刻な疾患である。 このエコノミークラス症候群に対するピクノジェノールの効果が、最近報告された。エコノミークラス症候群に関する研究はさらに続けられており、今後の研究結果にも期待が寄せられている。 参考文献 Cal-inducedmodulationofvasculartone.hecRadic. Biol Med.,22:381-190(1997)BlazsoG,GaborM,RohdewaldP・:Antiinflammatory activitiesofprocyanidinCOntainingexb・aCtSfrommnus PinasterAafteroralandcutaneousapplicadon.mar mazie,52:380-382.(1997)BlazsoG,GaborM,SibbelR,RohdewaldP.Antiinflammartoryandsuperoxideradicalscavengingacdvitiesofpr CyanidinCOntainingextractsfromthebarkofmnusinastersolanditsfractions.Pharm.Pharmacal,3:21 220.(1994) BlazsoG,RohdewaldP,SibbelRGaborM.:AntiinBam-matoryactivitiesofprocyanidin-COntainingextracts fromPinuspinastersol.ProceedingsoftheInternation alBioflabonoidSymposium,Ⅵenna,Austria.AntusS, GaborM,VbtscheraK(eds),July16-19,pag.231-238.(1995) CapeheartJK・ChronicvenousinsufBciency:afocuson PreVentionofvenousulceration.JTVbundato’Cbnt Nence Nurs,23:227-234.(1996)CatapanoAL・AniioxidaniqqbctdPavonoiLb.Angio10gy, 48:39-44.(1997) CominaciniLGarbinU,PasiniAF,DavoliA,Campagnola M,ContessiGB,PatorinoAM,LeCSCioV.:Antioxi dantSinhibittheexpressionofintercellularce11adhe Sionmolecul-landvascularcelladhesionmolecule,linducedbyoxidi2:edLDLonhumanumbilicalvein endothelialcells.FreeRadic.Biol.Medl,22:117-127.(1997) DormandyJA.:Microcirculationinvenousdisorders:the roleofthewhitebloodcclls.Int.J Microcirc.Clin.Exp.,15:3-8.(1995) GaborM,EngiE,SonkodiS.:DieKapillarwandresistenz undihreBeeinthussungdurchwasserloslicheF)avon dehvatebeispontanhypertonisclmRLtten.mebolbgie, 22:178-182.(1993) IbrahimS,MacPhersonDR,GoldhaberSZ.Chronic VenOuSinsufBciency:meChanismsandmanagement. Am Heart J132:856-860.(1996) IulianoL,ColavitaARLeoR,PraticoD,VioliF.:0Xygen freeradicalsandplateIetactivation.PyeeRadic.Biol. Med,22:999-1006.(1997) LeuHJ.:Thecurrentconceptofthepathogenesisof trophicskinlesionsinchronicvenousinsufficiency fromthemorphologicviewpoint.Wine Med WOchen- schr,144:199-200.(1994) ManiR.Venoushaemodynamics:aCOnSiderationofmacroandmicrovasculareffcts.Proc Inst Mech Eng., 206:109-115.(1992) McQuaidKE,KeenanAKEndothelialbarrierdysfunctionandoxidativestress:rolesfornitricoxideR Exp Physiol., 82:369-376.(1997) RohdewaldP.PycnogenoIRIn:FlavonoidsinHealthand Disease.Rice-EvansCAandPackerLM(eds), Dekker Inc.405-419.(1998) Schmid-SchonbeinGW.Nledamagingpotenthlofleuko CyteaCtivationinthemicrocirculation.AngioIpBy.,44: 45-56.(1993) SchmidtkeI,SchoopW.Lepycnogic101:thRrapeutique mRdicamenteusedeloedRmestatique.Scheweizerische Zeitschrift fRr Ganzheius Medizin,3:114-115.(1995) ThulesiusO.:Thevenouswal1andvalvularfunctionin Chronicvenousinsufficiency.Int Angiol.,15:114-118.(1996)
Om P Gulati ホーファーリサーチ社Scientific&Regulatory担当。 現在までに、60以上の研究論文を公刊しており、フラボノイド薬理学における前臨床、臨床試験の調整、管理を世界的に行っている。 RoyalSocietyofmedicine(FRSM、イギリス)、InternationalCollegeofAngilogy(FICA、アメリカ)/Pharmacology&Toxicology(フランス)、BritishInstituteofRegulatoryAirs、theEuropeanSociety Of Regulatory Affairs、theSwissSocietyofPharmaCOLOgy&TbxicologyandtheSwissSocietyofClinicalPhaILmacologyの会員。
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:33
はじめに 足のむくみ、足が重い感覚、夜間引き起こす痘攣は、病気とはいわないまでも不快である。 この不快は終日立った状態、あるいは固定された姿勢のまま座って仕事をしなくてはいけない中年女性にしばしば見られる。 それは下肢の動作が悪くなることで下肢血圧が高まり、その下肢血圧によって、毛細血管から細胞組織内に水分が押し出されることに起因する。 細胞組織内での高い水分保持は、足のむくみを引き起こし浮腫を形成する。 これは慢性静脈不全の場合に見られるような静脈が正常に働かない時に度々起こる。 慢性静脈不全を患っている主として女性患者の場合においては、下肢のむくみや足の重みといった穏やかな兆候がまず見られ、その後足の痛みや痘攣を引き起こすのである。 さらに運動の欠如や高血圧といった状態が続くと、下肢の細胞組織が損傷し炎症を引き起こしやすい。 最終的には微小循環が破壊され、細胞組織は酸素や栄養素を十分に与えられず壊死する。 そして慢性静脈不全の末期には、悪性の潰瘍が下肢に形成されるようになる。 このような問題を回避するためにも、初期段階でのどクノジュノールの摂取は静脈障害を回避したり、生清の質そのものを改善したりと非常に効果的で、多くの女性の助けとなるだろう。 ピクノジュノールは破れた毛細血管を塞ぎ、浮腫の形成を防ぐ(Blaszoら、1997)。 そして、さらにピタノジェノールは微小循環を改善し(Wangら、1999)、抗炎症剤としての役割を果たす(Rohde-wald,2002)。 慢性静脈栓 慢性静脈不全患者の浮腫形成を抑える効果を実証するために、いくつもの臨床試験が行われてきた。 下肢のむくみに対する臨床試験では、下肢の体積を計測するのに水を張った容器の中に足を入れ、溢れ出た水の量を正確に計測する方法を取る。 まずは始めに患者は測定前に横たわった状態で1時間休息を取り、下肢の体積を計測する。それから患者はまっすぐな姿勢で座り1時間後、2時間後の下肢の体積を再度測定する。 慢性静脈不全の患者においては、横たわった状態に比べ座った状態の方が静脈庄が高まり、下肢のむくみを引き起こし結果として、下肢の体積の増加に繋がった。 そしてピクノジェノールを摂取した群においてもこの測定は繰り返され、むくみが軽減されていることがわかった。 しかしプラセボを摂取した群に関しては、むくみは十分に軽減されなかった(Schmirtke and Schoop,1995)。
二重盲検法の臨床試験においては、ピクノジェノールを摂取した被験者は静脈不全の兆候がより少ないと報告されたが、プラセボを摂取した被験者については有意差が見られなかった。 また、ピクノジェノール摂取群の3分の2の被験者は治療60日後にはむくみや痛みがなくなっていた(Arcan-geli,2000)。 なお、この試験においては副作用は見られなかった。 Petrassiら(2000)によって行われた二重盲検法の試験においては以下の発見があった。 下肢のむくみや足が重く感じることは、ピクノジェノール摂取群では著しく減少したが、プラセボ摂取群では著しい改善が見られなかった。 また、試験の最初と治療60日後に静脈庄を検査したところ、ピクノジェノール摂取群においては急激に減少したが、プラセボ摂取群においては改善が見られなかった。 両群において、治療の忍容性は非常に高く、副作用は報告されなかった。 そして常用性の臨床化学パラメータにおいても、治療後は変化が見られなかった。
ドイツで慢性静脈不全の症状が見られる40人の患者を用い、セイヨウトチノキ抽出物を使った一般製剤(Venostain)とピクノジェノールの効果を比較した研究が行われた(Koch,2002)。 ピクノジェノールはセイヨウトチノキ抽出の60%摂取量にて行われた。 ピクノジェノールを4週間以上摂取することで、浮腫を軽減させ下肢の外周を著しく減少させたのに対し、セイヨウトチノキ抽出物は有意性のある効果をもたらさなかった。 これに対し痛み、痘攣、足が重い感覚や発赤はピクノジェノール摂取後、著しく減少したが、セイヨウトチノキ抽出物では効果は見られなかった。 また、ピクノジェノールを摂取した患者にとっての更なる効果はLDLコレステロール値が顕著に下がったことが挙げられる。
ピクノジェノールの高い効果は慢性静脈不全の70人の患者を用い、トロキセルチン(trihydroxyyethyl-rutime/水溶性ルチン誘導体)のみの摂取と、ピクノジェノールとトロキセルチンの併用摂取の比戟臨床試験でも実証された(Riccioniら、2004)。 あるグループは1日当たりトロキセルチン1200mgを摂取し、もう一方のグループはピクノジェノール40mgとトロキセルチン940mgを併用摂取した。 治療90日後、ピクノジュノールとトロキセルテンの併用摂取群においては88%の患者で改善が見られたが、トロキセルチンのみの摂取群においては50%に留まった。 ピクノジェノールとトロキセルテンの併用摂取群は、トロキセルテン単体摂取群と比べて、トロキセルチン量が260mg少なかったにも関わらず併用効果は極めて高かった。 その結果として、ピクノジェノール40mgを加えただけでトロキセルテンの驚くべき禰助的効果が示された。 深部静脈回栓症気圧の低い飛行機の中で固定された姿勢のままでピクノジェノールによる下肢むくみ減少効果長時間座っていた後は、下肢がむくみ、靴が履きにくくなる。 二重盲検法による169人の乗客を用いた臨床試験では、搭乗2時間前と6時間後にピクノジェノールを摂取することで、下肢のむくみの大きさを著しく減少させることができた(CesarOneら、2005)。 搭乗直前、直後の乗客に対し、長距離フライトの前にピクノジェノールを摂取することで下肢の不快なむくみを防止するか臨床調査を行った。 その結果、浮腫の形成を抑えるにはピクノジェノールを早い段階で摂取することが効果的であると示された。 大事なことをひとつ言い残したが、搭乗前、そして、機内でピクノジェノールを摂取することにより、血栓症に屠る危険性を軽減させることができる。 巷で呼ばれている「エコノミークラス症候群」の危険性は、近年多くのメディアを賑わせた。 この味部静脈血栓症は、長時間座ることにより血流が悪くなり、下肢の血管内に血の塊が形成することによって引き起こされる(Ferrariら、1999)。 この血栓が肺の動脈に流れると、血管にこびり付き、血流を止めてしまう。そしてこの「肺塞栓」は致命的な結果をもたらすことが多い。 一方でこの現象はエコノミークラスに限られたものではなく、低い気圧・湿度の環境下に長時間座った後に起こる。 下肢の血流が悪くなると血小板が互いに接近し合い、その血小板が活性化状態にあると凝固し塊を形成することもある。 ピクノジェノールには血小板凝固抑制作用があり、これについて血栓症の危険にさらされて生活している喫煙者を対象として試験を行っている(Putterら、1999;Watson,1999)。 7~12時間のフライトで旅する乗客の調査で搭乗前、そしてその機内でピクノジェノールを摂取した96名の乗客のうち一人も血栓症に罷っていないことが分かった。 その一方、プラセボ摂取群89名の乗客のうち5名は超音波検査で血栓の形成が確認された(Belcaroら、2004)。 機内で体を動かすことと定期的に水分を摂ることを助言されているにも関わらず、血栓は発現したのである。 おわりに ピクノジュノールを搭乗2時間前に200mg、搭乗6時間後に200mg、そして、搭乗翌日に100mgを摂取することは下肢のむくみを軽減させる。 自然のサプリメント「ピクノジェノール」は長距離旅行者にとって、なくてはならない荷物の1つのようだ。 参考文献1)BlaszoG,GaborM,RohdewaldP.:AntiinAamm ory activitiesofprocyanidinscontainingextractsfrom PinuspinasterAhafteroralandcutaneousapplication. Pharmazie52,5-7(1997) 2)RDhdewaldP.:A review of the French maritime pine bark extract(PycmogenolR),ahetbalmedicadonwidla diversedhicalphamacology.International Journal of Clinical Pharmacology and Therapeutics,40(4),158-168(2002) 3)Sthmidtke I,SdhoopW:Pymogenol:Stasisoedema anditsmedicaltreatmentSthweige,Schweizerische Zeitschrift fur GanzheitsMedizin,3,144-115(1995) 4)ArcaLngeli P.:PycmogenolRinchronic venous insuffiCiency.Fitoterapia,1,236-244(2000) 5)Petrassi C,MastromarinoA,SparteraC.:PycnogenolR in chronic venous in Sufficiency.Phytomedicine,7(5),383-388(2000) 6)KochR:Comparative study of VeostasinR and PycnogenolR for treatment in chronic venous insufficiency. Phytother Res16,1-5(2002) 7)RiccioniC,SarCinenaR,LzzoA,PalermoG,Liguori L.:EfBcacyofTroxerutineinassociationwithPycnogenolRinthetreatmentofvenousinsufficiency. European Bulletin of Drug Research,12(1),7-12(2004) 8)Cesarone MR,et al :Prevendonofedemainlong flightswithPycnogenorD.Clinical and Applied Thrombosis/Hmostasis accented for publication(2005) 9)FerrariE,ChevanierT,ChapeLerAetal.:Travdasa riskfactorforvenousthromboembolicdisease:a case control study.Chest,115,440-444(1999) 10)PutterM,GrotemeyerKHM,WuthweinG,AraghiNiknamM,WatsonRRHosseiniS,RohdewaldP.:Inhibidonofsmoking-inducedplateletaggregadonby AspirinandPycnogenol.ThrombosisResearch,95,155-161(1999) 11)WatsonRR.:Reducdonofcardiovasculardiseaserisk factorsbyFrenchmaritimepinebarksextract.Pine BioflavonoidsandCardiovascularHeahJune,326-329 (1999) 12)Bdcaro G,et al.:Prevention of venous thrombosis andthrombophlebitisinlong-haulflightswithPyc- ogenolR.Clinical and Applied Thrombosis/Hemostasis,10(4),373-377(2004)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:32
はじめに 化粧品産業は、効果のある新しい成分を常に追い求めている。 フランス海岸松抽出物であるピクノジェノールは、クリームやローションにも使用され、これから注目される有効な成分である。 中国では、ピクノジェノールは美容のアンチエイジングに有効であると訴求することが認められている。 研究結果によりその効果が立証されているからである。 肌に対する安全定 肌に有効成分を使用する場合、まず何よりも、安全でなくてはならない。 日本人の男性17名、女性23名を対象とした試験では、24時間閉塞パッチ法にてピクノジェノールを塗布した結果、わずかな肌の炎症も見られなかった(ライフサイエンス研究所、大阪)。 さらに、ピクノジェノールはアレルギー反応が引き起こす目の炎症も生じさせず、それどころかピクノジェノールを追加塗布することにより、部分的な耐性が増すことが試験にて証明された(RCCResearCh、スイス)。 女性の美容に寄与する根本的な要素、その一つが美しい肌である。 美しさ、それは女性が憧れる魅惑的な目、絡麓な髪であり、化粧品がそれを実現するのである。 天然成分であるピクノジェノールは、松樹皮のさまざまな成分を含んでおり、肌を美しくすることをはじめとして幅広い効果を実現する。 紫外線ダメージとピクノジェノ-ル 肌の老化を進める一番の原因は、紫外線である。 強力な紫外線は、肌にフリーラジカルを形成する。 日焼けによ為炎症のように目に見えるものが、フリーラジカルである。 長時間繰り返し肌を紫外線に露出することで、皮膚がんを誘発する可能性もある。 日光に対し肌を露出しすぎると、しわが増え、肌が硬くなってしまうことはよく知られている。 そのため、フリーラジカルに対し、効果的に肌を守る必要がある。 ピクノジェノールは、千田博士によって証明されたように、優れたフリーラジカルスカベンジャーである。 ピクノジェノールは、過酸化に対し、他の抗酸化物質よりもはるかに強力に脂質を守る。 健康な脂質バリアは肌の健康で心地よく香る肌に不可欠であり、フリーラジカルの攻撃中ら肌の脂質バリアを守ることは、スキンケアにとって大切なことである。 ピクノジェノールは、特定の範囲において紫外線を吸収し、肌の毛細血管のダメージを和らげる。 このことは、毛を剃ったラットを用いた試験により証明さ打ている(Blaszoら、1997)。 肌の毛細血管は、紫外線によりダメージを受けるため、血衆と水が細胞組織に浸み込み、浮腫となる。 ラットの血流に青色を注入した場合、血祭が肌に漏れ出すと、その青色がくっきりと現れる。 青色が細胞組織内の傷ついた毛細血管外を移動することにより、肌の明るい青色の部分は、毛細血管のダメージを示している。 ラットにピクノジェノール含有ジェルを使用した場合、肌の青色ははるかに薄くなった。 肌の構成成分とピクノジェノール 肌の儀表に影響を与えるもう一つの要素は、構成成分の完全性である。 コラーゲンとェラスチンは、肌の主要な構成成分である。 これらの成分は、フリーラジカルだけではなく、炎症細胞によって発生する特定の酵素ヤプロテアーゼによっても分解されるピクノジェノールと2種類の代謝産物(Grimmら、2004)に関する研究により、血液中のプロテアーゼによる、エラスチンとコラーゲンの分解は、ピクノジェノールによって、さらには、ピクノジェノールの代謝産物によって抑制されることが証明された。 ピクノジェノールは、酵素の働きを抑制するとともに、炎症細胞からの酵素放出も防ぐのである。 この試験により、ピクノジェノールの代謝産物は、酵素の放出をより効果的に抑制することが証明された(Grimmら、2004)。 ピクノジェノールのいくつかの構成成分は、日焼け止めのように肌の表面に結集し、他の成分は前述したように、肌に浸透し、肌の下層で効果に働く(Sarikakiら、2004)。 肌に即効性のある治療とは、まさに吸収されピクノジェノール構成成分によって肌の再活性を刺激することなのである。 日焼けによる炎症に対し、ピクノジェノール含有ジェルを使用した方が(Blaszoら、2004)、より速くより効果的に治療されピクノジェノールを含有しないジェルのみでは、効果がほとんど見られなかった肌のことは、真にピクノジェノールの効果的な構成成分が、ダメージを受けた肌の構成を復活させるために有効であることを証明している。 ピクノジェノール肌に対する保護機能 ピクノジェノールの肌を保護する機能を最も明白に示す試験は、毛を剃ったマウスの試験である。 マウスの肌は、ラジカルに対し保護されていないことより、皮膚がんを発症する傾向がある。 紫外線にさらした後、ピクノジェノール含有ジェルで治療したマウスは(SimeandReeve2004)、ピクノジェノールを含有しないジェルで治療したマウスに比べ、皮膚がんの発症がはるかに遅れ、範囲も小規模であった観この試験により、ピクノジェノールはすでに紫外線によりダメージを受けている肌に対しても、皮膚がんの発症を防ぐ効果があるこ とが裏付けられた。 また、この試験から、ピクノジェノールが細胞内の抗酸化酵素の合成を促進し(Bayetaら、2000)、ダメージを与えるフリーラジカルからDNAを保護することも明らかとなった。 これらすべての試験事例より、ピクノジェノールは肌の保護的機能を持つと考えられる。 したがって、ピクノジェノールは、ただ保湿のみで女性の肌をケアする化粧品成分の働きを補う役割をも果たしている。 肌との密接な関係、フリーラジカルやプロテアーゼからの保護、そして肌を再生する力はすべて、スキンケアに対するピクノジェノールの絶対的な効果なのである。 参考文献1)BlaszoG,GaborM,RohdewaldP.:AndindammatoryactivitiesofprocyanidinscontainingextractsfrompinuspinasterAit afteroralandcutaneousappncadon,Phaemazie 52,5-7(1997) 2)Grimm T,Schafer A,HoggerP:Antoxidant activityandinhibitionofmahix-metalloproteinasesbymetabo-ntesofmaritimepinebafkextract(Pycnogenol).EyeeRad Biol Med36,811-822(2004) 3)sarikakiV.Ralns叫ThdoH,PanteriI,DotsikasYiLoukasYLPapaioannouG,Demetzosc,WeberS,MoiniH,MaibachHI,PackerL:InvitropercutaneOuSabsorptionofpinebarkextract(Pycnogenol)inhumanskin.J Txtcology;Custaneous and Ocular Taxi-cology23(3),149-158(2004) 4)Blazso G.GaborM.SchonlauF,RohdewaldP.:Pyc-nogenolRaccelerateswoundhealingandreducesscarformation.Phytother Res18,579-581(2004) 5)SimeS,ReeveVE.:Protectionfrominflammation,.immunosuppressionandcarcinogenes is induced by UVradiationinmice by topicalPycnogenolR.Pho-tochem & Photobiol79,193-198(2004) 6)Bayeta E,BenjaminMS,LauBHS.:Pycnogenolinhibitsgenerationofinflammatorymediatorsinmacrophages.NuritionResearch20,249-259(2000) 7)NelsonAB,Lau BHS,IdeN,RongY.:PycnogenolRinhibitsmacrophageoxidativebursもhpoproteinoxida,donandhydroxylradicahducedDNAdamage.DYWDevelop and Ind Pharmacy 24,139-144(1998)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:32
はじめに糖尿病は肥満の蔓延と人口老年化により00年代には80年代と比較し1/3以上増加している。 国際糖尿病連合によると、世界的な糖尿病患者は2025年までには1.94億人から3.33億人まで増加することが予想される。 食品・サプリメントメーカーは発病を遅らせるための方法を必死で見出そうとしている。 このような状況の中、希望あふれる商材がピクノジェノールである。 ピクノジェノールはカテキン、タクシフォリン、プロシアニジンヤフユノール酸といったフェノール成分の濃縮から成るフランス海岸枚樹皮の標準化抽出物である。 ピクノジェノールはサプリメントとして世界中で使われており、糖尿病患者向けに様々な効能を発揮している。 広く文献化された、ラジカルスカベンジャー機能と抗酸化酵素の合成促進能力は糖尿病における酸化ストレスの減少ド寄与する。 動物実験によると、ピクノジェノールにはグルコースを低下させる効果のあることが判明した(Mar-itimら、2003)。 同時に血液中に抗酸化酵素が大量に発見された(Martimら、2003)。 その抗酸化力の発揮はヒト試験においても確認された。 ピクノジェノールの投与は活性酸素を不活発にするため、血液の活動を促進する(Devarajら、2002)。 糖尿病患者は脂質代謝が阻害されることで、アテローム性動脈硬化にかかる可能性が高い。 ピクノジェノールは悪玉コレステロールであるLDLを低下させ、善玉コレステロールであるHDL(Devarajら、2002 Trebatickyら、202 Kochら、2002)を増加させることでアテ ローム性動脈硬化にかかる危険性を低下させる。 糖尿病患者は血栓症にかかる危険性が高い。 ピクノジェノールが血小板の凝集(Putterd'、1999 Wangら、1999)と血栓の形成(Belcaroら、2004)を防止することは糖尿病患者に重要な便益をもたらす。 これらの潜在的な防御的効果の他に、ピクノジェノールは糖尿病性網膜症に有効であることがわかっている(Schonlauら、2002)。 患者への問診により、ピクノジェノール投与後にインシュリンの処置が必要ないことは、ピクノジェノールがグルコースを低下させる効果があるか否かの臨床研究を開始させる理由づけを与えてくれる。 臨床調査は適正投与量の発見を目的にしており、ピクノジェノールの投与量として既に使われている、50~300mgの投与量範囲で試験されている。 1・調査概要と方法研究はオープン形式で、用量設定マルチセンター試験法がとられた。 ガンナメン病院の倫理委兵舎はその研究を承認し、患者からは同意書を提出してもらった。 ガンナメン病院と市立歯科医院の医者を通じて外来患者の中から合計男性18人と女性12人が選ばれた。 患者は年齢28歳~64歳、平均肥満度(BMI)22~34kg/m2の範囲に絞られた。 食後の空腹時血梁グルコースが7~10mmol/Lでスポーツプログラムに1カ月参加している場合はⅡ塾糖尿病患者も調査に含まれた。 除外された基盤はⅠ型糖尿病、明白なあるいは悪性の高血圧と継続的な薬の治療が必要な疾患である。 妊娠中または泌乳中の女性も除外された。 研究はヘルシンキ宣言に合致する形で行われた。 全ての被験者は開始前に1カ月間の処方とスポーツプログラムへの参加を義務づけられた。 最初と最後の診察の間、身体検査および、医学的歴史、体重、バイタルサイン、血圧、心電図、食事療法と薬物療法のデモグラフィツクな評価が実施された。 空腹時の血中グルコース、HbA1c、インシュリンとエンドセリン-1のサンプルが探られた。 朝食後2時間経過後血糖値を測定するため血液サンプルが採られた。 グルコースは酵素を用い、HbAIcは高速液体クロマトグラフィー、そしてインシュリンとエンドセリン-1は免疫学的検定により測定された。 Fisher投影の有意差テストによる分散分析(ANOVA)を用いたSPSS16.0ソフトにより、統計分析が行われた。 患者は3週間の間隔でそれぞれ50・100・200と300mgのピタノジュノールを投与された。 3週間毎に空腹時と食後のグルコース・エンドセリン-1・HbAIc・インシュリンが分析された。 2・結果12週間中にバイタルサイン、心電図あるいは血圧に変化はなかった。 空腹時の血糖値は、200mgのどクノジュノールを投与するまで用量依存的に減少した。 投与量を200mgから300mgに増やしても血糖値はそれ以上減少しなかった。 基線に比べて100~300mgのピクノジュノールは8.64±0.93から7.54±1.64mmol/L(pd<0.05)まで空腹時のグルコースを大きく減少させた。 50mgのピクノジェノール投与で12.47±1.06から11.16±2.11mmol/L(p<0.05)まで食後のグルコースが著しく減少した。 食後のグルコース減少の最大値は200mg投与により10.07士2.69mmol/Lまで減少することが観察された。 300mg投与してもより強力な効果は現れなかった。 HbAIcのレベルは8.02±1.04から7.37±1.09%まで継続的に減少した。 基準との相違は200mgまたは300mgのピクノジェノール投与により処方9週間後と12週間後に顕著に現れた。 エンドセリン-1は100mg~300mgのピクノジェノール投与後に104±16から91±15pg/ml(p<0.05)まで著しく減少した。 300mgの投与でもそれ以上の減少は見られなかった。 インシュリン量はピクノジュノールのどの投与量に対しても変化がなかった。 4人の患者がめまいを訴え、2人が頭痛、2人が胃の不調、そして1人が口内炎を訴えたが、中断した被験者はいなかった。 これらの症状は、軽微で一時的なものであった。 3・討議 インシュリンの分泌は無関係であったので、インシュリン分泌の刺激はグルコース量を減らす要因としては除外された。 ピタノジュノールのグルコースを低下させるメカニズムを解明するために力学的な調査が進行中である。 エンドセリン-1の減少は糖尿病患者にとって重要な発見である。 エンドセリン.1は血管収縮と変異原性潜在力があるため、血圧の持続的上昇をもたらす(Hopfnerら、1999)。 糖尿病タイプⅡに関連したインシュリン抵抗性とインシュリン分泌障害はエンドセリン-1の放出を高め、血管拡張と収縮要因の間のアンバランスをもたらす(Matherら、2001)。 よって、ピクノジュノール投与後に観察されるエンドセリン-1の減少は内皮細胞の機能改善の兆候と見られる。 4・結論 代謝管理の可能性を得るためのⅡ型糖尿病患者(重度を除く)に対する用量設定の研究は、更なる生理学的な臨床研究が必要とされる。 この結果はDiabetesCare,Volume27,Number3,Manch 2004に掲載されている。 参考文献1)MaritlmA,DeneBA,SanderRA,WatkinsHIJB:Effcts o fPycnogenol R Treatmenton OxidativeStressinStreptozotocin-InducedDiabeticRats・J BiochemMoleculer Toxicology 17(3),193-199(2003) 2)DevaraJS,Kaul N,Sch6nlauF,RohdewaldP,JialalI:Supplementation with apinebarkextractrichinpobrpheno Isincreasesplasmaantioxldant CapaCityanda ltersplasma poprotein profile.LiPids 37(10),931-934(2002) 3)TrebatickyB,NovotnyV,BrezaJ,ZitnanovaI,DurackovaZ:Anti-lipemic activity of extract from Pinusmaritima(Pycnogenolq)inpatientssufferingfromerectiledysfuncdon-apilot study.XXI Int'l Conferencon PolyphenoIs,Marrakech-Morocco,Sept9-12,191-192(2002) 4)KochR:CDmParadveStudyofVenostasin R and Pyc-nogenolR inChronic Venous Insufficiency.PhytotherRes 16,1-5(2002) 5)PtutterM,GrotemeyerKHM,WirthweinG,Araghi-NicknamM,WatsonRR,HosseiniS,RohdewaldP:InhibitlOnOfsmokingMinducedplateletaggregationbyaspir and Pycnojenol.Thrombosis Research,95,155161(1999) 6)WangS,TanD,ZhaoY,GaoG,GaoX,HtlL:TneeffctofPycnogenolRonthemicrocirculation・plateletfunctionandischemicmyocardiuminpatientswithcoronary artery diseases.Eur Bul Drug Res 7(2),19-25(1999) 7)BelcaroG,CesaroneMR,RohdewaldP,RicciA,ippolltOE,Dugal1M,GrifhM,RufhiLAcerbiG,Vin-ciguerraMG,BaveraP,DiRenzoA,ErrichiBMandCerritelliF:PreventionofVenousThrombosis andThrombophlebitisinLong-HaulFlightswithPyc-nogenolR.Clin Appl Thrombosis/Hemostasis 10(4), 373-377(2004) 8)Sch6nlauF,RohdewaldP:PycnogenolRfordiabeticretinopathy.Int.Ophthalmology 24,161-171(2002) 9)HopfnerRL,GopalakrlSlmanV:Endothelin・emerg-ingroleindiabeticvascularcomplicadons・Diabeiohgia 42,1383-1394(1999) 10)MatherK,AndersonTJ,VermaS:Insulin Action inthe Vasculature:PhysiologyandPathophysiology・JVasc Rez38,415-422(2001)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:31
要約ピクノジェノールは、フランス海岸松樹皮(Pinus pinaster)から抽出されるエキスで、様々な生化学作用を有している。 また、それらの相乗効果により、非常に興味深い美肌効果を発揮する。 ピクノジェノールは、最も強力な天然抗酸化物質の一つで、全ての種類の酸素ラジカルを中和させることが確認されている。 また、ビタミンCラジカルの還元作用、ビタミンEの酸化防止作用により、これらビタミンの生物活性を延長させる働きもある。 さらに、色素沈着過度(肝斑/しみ)を患う女性に、ピクノジェノールを1カ月間投与したところ、色素沈着の濃度およびサイズが減少した。 ピクノジェノールには、コラーゲンやエラスチンと強く結合し、それらの酵素による分解を阻害する働きがある。 また、微小循環の改善作用により、肌への酸素や栄養素の運搬および、老廃物の排出を促す働きがある。 このような特異な作用により、ピクノジェノールを、健康的で若々しい肌の維持に貢献する、コスメシューテイカル(美容食品)として捉えることができる。 ピクノジェノールの強力な抗炎症作用もまた、報告されている。 ボランティアに対して、ピクノジェノールを経口投与したところ、紫外線照射に対する最小紅斑量の上昇が見られた。 またin vitro試験では、ピクノジェノールの成分が、接着分子や、サイトカインといった、NF-kB調節の炎症性媒体の発現を抑制することが確認されている。 これらの結果から、ピクノジェノールの光老化防止作用が示唆される。 はじめにピクノジェノールは、フランス海岸松(Pinus prinster)の樹皮から摘出される、標準化水溶性エキスで、フェノール物質、タクシフォリン、カテキン、プロシアニジンオリゴマー、さらにフェノール酸(ヒドロキシ安息香酸、プロトカテク酸、ガリツク酸、バニリン酸、p-クマリン酸、カフェ酸、フエルラ酸)を含有する(Rohdewald,2002)。 ピクノジェノールは、ホーファーリサーチ社の登録商標であり、その抗酸化作用や健康な心血管システムの維持に対する有効性が注目され、世界各国で主にサプリメントとして使用されている。 ピクノジェノールは、すべてのフリーラジカルを不活性化する(EIstner&Kleber,1990)、最も強力な天然抗酸化物質の一つである(Noda et al., 1997)。 また、ビタミンCラジカルをビタミンCに還元する作用(Cossinsg et al.,1998)、ビタミンEの酸化防止作用(Cirgili et al.,1998)も有する。 さらに、細胞内抗酸化酵素であるGSH(グルタチオン)、グルタチオン・ベルオキシターゼ、スーパーオキサイドジムスターゼ、カタラーゼの産生を促進することで、細胞自身が持つ抗酸化力を強化する(Wei et al.,1997)。 ピクノジェノールのヒトへの経口投与により、抗酸化能力が著しく上昇する上とも確認されている(Devaraj et al., 2002)。 また、ピクノジェノール中の分子量の小さい成分の尿中排出は、ピクノジェノール摂取2時間後がピークで、分子量の大きな成分は8時間後ということも明らかにされている(Gross-Duweler &Rohdewald,2000)。 ピクノジェノールの安全性は、広範囲に渡り確認されており、急性毒性は非常に低く、慢性毒性、変異原性、催奇形性、周産期毒性、およびアレルギー性は無いことが確認されている(Rohdewald,2002)。 また臨床試験において、ピクノジェノールを360mgまで摂取しても安全であるということが確認されている。 稀にピクノジェノールの摂取により胃腸の不快感が起こることがあるが、これはピクノジェノールを食後あるいは食事と一緒に摂取することにより防ぐことができる。 ピクノジェノールはその強力な抗酸化力に加え、さらに二つの基本的な生化学作用を有している。 一つは、血小板凝集抑制作用および微小循環改善作用を持つ血管内皮一酸化窒素(NO)の産生を促進する作用である。 微小循環の改善は、酸素や栄養分の運搬、また老廃物の排出を促進するため、健康な肌の維持に大きく貢献する。 二つ目は、ピクノジェノールのコラーゲン、エラステンとの結合作用である。 コラーゲン、エラスチンとの結合作用は、毛細血管強化の作用機助として提示されてきたが、また同時に美肌維持の重要な役割を果たしている。 1・結果と討議可溶化コラーゲン、エラスチン、粉末の皮膚モデルおよび、オパルミンを0.2mg/mlのピクノジェノールで培養し、結合しなかったピクノジェノール量を高度測定法にて測定した結果、ピクノジェノールの結合率はそれぞれコラーゲンに33.9%、エラステンに41%であった。 また、皮膚がコラーゲンやエラステンで構成されていることから推測できるように、粉末の皮膚モデルへの結合率は37.9%であった。 一方、コントロールとして使用した不特定タンパク質(オパルミン)への結合率は2.1%と非常に低かった(Grimm&Hogger,2002)。 この試験により、ピクノジェノールの、肌と血管を構成する最も重要な成分への結合作用が明らかにされた。 また、コラーゲンやエラスチンの分解防止作用を確認するため、これらタンパク質の遊離アミノ基を全てコハク酸化し、呈色反応を用いてコラーゲンとエラステンの分解率を測定した。 マトリックスプロテアーゼ1(MMP-1、コラゲナーゼ-1)によるコラーゲンの分解は、濃度依存的にピクノジェノールにより抑制された(Grimm&Hogger,2002)。 また同様に、MMP-2、MMP-9によるエラスチンの分解抑制も確認された。 これらの効果により、ピクノジェノールが肌に弾力性と張りを与えることが考えられる。 また、ピクノジェノールのコラーゲン、エラステンに対する物理的相互作用として、マトリックスプロテアーゼ(MMPs)の活性中心が基質結合部位に到達するのを防ぐと考えられる。 この、ピクノジェノールのコラーゲンとの結合作用は、コラーゲンの構成成分であるアミノ酸のプロリンへの高い親和性によるものである(Hagerman&Butler,1981)。 ピクノジェノールは強力なフリーラジカル除去作用があるため、コラーゲンに結合したピクノジェノールは、ラジカル誘発のコラーゲン構造の破壊を抑制することができる。 フラボノイドにこれらの作用があることは、すでに報告されている(Mon-boisse et al,.1983)。 健康なボランティアに対して行われた試験では、ピクノジェノールの経口摂取により、紫外線照射に対する最小紅斑量(MED)が上昇することから、ピクノジェノールが紫外線による肌のダメージを防止することが報告されている(Saliou et al.,2001)。 21名(年齢:23~29歳)のカフカズ人ボランティアにピクノジェノールを1日1.1mg/kg、4週間投与し、ピクノジェノール投与前と後の2臥MEDの測定を行ったところ、平均最小紅斑量は21.52mJ/cm2から34.62mJ/cm2へ有意差を持って上昇した。 またその後、1日のピクノジェノール投与量を1.66mg/kgに増加させ4日滴さらに投与した結果、最小紅斑量が39.62mJ/cm2へ上昇した。 このことから、ピクノジェノールが濃度依存的に肌において、抗酸化作用を発揮するといえる。 本研究においてまた、ピクノジェノールがどのように肌の炎症を抑制するのかについても、炎症性のレドックス調節転写因子であるケラチノサイト中NF-kBおよびAP-1の阻害作用があることが報告されている(Saliou et al.,2002)。 また同様に、ヒトの血管内皮細胞において、ピクノジェノールがNF-kB調節の接着分子発現に不可欠な過程を抑制することも確認されている(Peng et all.,2000) ピクノジェノールの経口摂取により、ヒトの皮膚におけるレッドクス調節遺伝子発現が抑制されるということから、経口摂取しピクノジェノールの成分が皮膚に吸収されることが明らかにされた。 さらに、ピクノジェノールが、MEDを有意差を持って上昇させる程に、皮膚でフリーラジカル中和作用を発揮していることが確認された。 また、30名の女性に対して行われた試験において、ピクノジェノールが色素沈着過度(メラスマ)を改善させることも確認されている。 1カ月間、ピクノジェノールを1日75mg経口投与した結果、色素沈着のサイズおよび濃度が有意差を持って減少した(Nietal.,2002)。 2・まとめ皮膚は、自身を酸化ストレスから保護するために、紫外線誘発の酸化ダメージを防御する抗酸化システムを備え持っている。 肌細胞はその抗酸化能を、ビタミンE、アスコルピン酸塩、グルタチオン、βカロテン等の低分子抗酸化物質と同様に、GSHベルオキシターゼ、カタラーゼ、スーパーオキサイドジムスターゼ等の酵素に頼っている。 しかし、紫外線照射により、抗酸化防御能だけでは肌を保護することができなくなり、酸化ストレスが引起されることとなる。 Salliouらの研究によりピクノジェノールが皮膚の抗酸化防御能を助け、光老化防止作用に有効に働くことが確認された。 (L.Appl.Cosmetal,20,241-246(October/December2002)に掲載) 3・訳者あとがき今回紹介した研究結果等に基づき、日本においてピクノジェノールは‘飲む化粧品’として最近注目を浴びている。 また、ピクノジェノールの美肌効果に関しては、経口摂取だけでなく塗布での研究報告も増えており、これらに伴いピクノジェノール含有の化粧品も増えてきている。 女性をターゲットにした美容市場で、内側と外側両方からの美容を、その高い有効性に基づき提供できるピクノジェノールは、まさしく’コスメシューティカル’といえる原料である。 参考文献1)CossinsE,LeeR,PackerL:ES Rstudies of vitaminC egeneration,Orderofrea。vityofnaturalsourcephytochemical preparations.Biochem.Mol.Biol Int.,45,583-598(1998) 2)DevardS,Vega-LopezS,Kaul N,Schonlau F,Rohde-Wald P,Jialal I:Supplementation with a pine barkextract rich in poryphenols increases plasma antioxi-dant cpacityr and alters the plasma lipoprotein profile,lipids,37,9310934(2002) 3)EIstner EF,Keber E:Fhnoids in Biology andMedicineⅢ:Current issues in flaavonoidresearchNational University of Sinfaporepress.p.227-235(1990) 4)Grimm T.Hogger P:Action of Pycnogenol on col-lagen binding and protection against degradation.Subrmitted for publication. 5)Grosse DuWeler K,RohdewaldP:Urinary metabo-lites of French maritime pine bark extract in humans.Pharmazie,55,364-368(2000) 6)Hagerman AE,Butler L:The specificity of proan-thocyanidin-protein interaction. J.Biol.Chem,.256,4494-4497(1981) 7)Monboisse JC,Braqtlet P,Randout A,Borel JP:Non-enZymatic degradation of acid-sohlble calf skincollagen bysuperoxideion:protective effect offlavonoid.Biochem.Pharmacol,32,5&57(19幻) 8)Ni Z,Mu Y,Gulati O:Treatment of melasma withPycnojenol.Phytother.Res,.16,567-571(2002) 9)Noda Y,Anzai K Mori A,Kolmo M,Shmmei M,Packer L:Hydroxyl and superoxide antion radicalscavenging activities of natural source antioxidantsusing the computerizedJ ESFR30 ESR spectrometersystem.Biochem. Moi.Biol.Int.,42,35-44(1997) 10)PengQ,WeiZ,LauBHS:Pycnogenol inhibitstumor necrosis factor-a-induced nudear factor kappaB activation and adhesion mole culeexpression inhuman vascular endothelial cells.Cell.MoL.Life Sci.,57,834-841(2000) 11)RohdewaldP:Areview of th eFrench maritime pinebarkextract(Pycnogenol),aherbalmedicationwithadiverseclinicalpharmacology.Int.J.Clin.pharm.Ther.,40.158-168(2002) 12)SaliouC,RimbachG,MoiniH,McLaugh1inLHos-SeiniS,LeeJ,WatsonRR,PackerL:Solarultraviolet-inducederythemainhumanSkinandnuclearfactorNknppa-BJependentgeneexpressioninkeratinocytesaremodulatedbyaFrenchmaritimepnebarkextract.Free Rad.Biol.Med.,30,154-160(2∞1) 13)Virgili F,Kim D,PackerL:Procyanldinsextractedfrom pine bark protect-tocopherolin ECV304endothelialccnscha11engedbyactivated RAW264.7macrophages:role of nitric oxide peroxynitrite.FEBSletters,431,315-318(1998) 14)WeiZH,PengQLLauBHS:Pycnogenor@enhancesCe11antioxidantdefences.Redox Repori,3,219-224(1997) Frank Schonlau 1991年ミュンスター大学(ドイツ)大学院化学・生化学専攻修了、1995年同大学にて博士号取得(博士論文;がん治療のための免疫複合体)。 博士号取得後、同大学およびケルン大学(ドイツ)にて慢性炎症、haemopoiesis、脈管炎、血管形成に関する研究を行う。 現在、ホーファーリサーチ社研究開発担当。
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:30
はじめに慢性的静脈不全(ChronicVenouslnsuthciency)にかかると、毛細管庄が上がるため、静脈性高血圧症(Venous Hypertensive Angiopathy)と呼ばれる局所的微小循環障害にかかりやすくなる。 この静脆性高血圧症は、皮膚細胞の栄養不良や酸化を引き起こす。 局所的に妨げられた微小循環の結果として起こる組織の低かん流により、細胞への酸素供給は不十分となり、最終的に細胞は死んでしまう。 この皮膚細胞の壊死の過程において、潰瘍が発生し、下肢部から皮膚がはがれ、保護されなくなった組織は感染し、その患者は極度に治癒しにくく、むき出しで無防備な組織は傷つき、いわゆる‘むき出しの足’という状態になる。 ピクノジェノールは、慢性的静脈不全の兆候(Petrassiら 2000、Arcangeil 2000、Koch2002、Ric-cioniら 2004)および長時間フライト中の静脈にかかる高圧力により起こる浮腫形成(Belcaroら2004)を抑制する効果がある事が認められているため、今回、実際に慢性的静脈不全および下肢部の潰瘍形成にかかっている患者達を対象に臨床研究が行われた。 1・対象被験者および試験方法深刻なCVI(慢性的静脈不全)患者で、潰瘍形成がおこった人がこの試験には含まれる。 全ての被験者は何らかの血栓症を既往症として持ち、潰瘍形成は彼らの既往歴の中で一度、またその障害が少なくとも2カ月続いた者である。 現時点で医学的治療を必要としている人、骨または関節に深刻な問題があり行動が制限されている人、過去6カ月以内に血栓症にかかった人および現在血栓症状のある人を除外した。 2・処方1つ日のグループ(6名)に50mgのピクノジェノールを1日に3度経口にて摂取させた。 2つ日のグループ(6名)には上記処方に加え、局所塗布(パウダー)の処方も行った。 残りのグループ(6名)はコント一三.ロールのグループであった。 潰瘍の箇所を入念に魂浄し、さらにぬるま湯と蒸留した軽い消毒液(Citrosil)で消毒した後、潰瘍形成箇所をティシュペーパーrで乾燥させ、潰瘍の表面層にピクノジェノールのパウダーを塗布する(100g)浮腫を抑制するために、潰瘍部分に非アレルギー性のペーパーを置き、Tensoplastという伸縮性がある粘着包帯を巻きつける。 最後に下肢用の圧迫ストッキングをかぶせる。 ピクノジェノールの塗布を含めたこの療法は2日毎に交換する。 この処方を6週間続けた。 微小循環評価(1週間6週間後みとして、経皮の酸素分圧PO2)および経皮の二酸化炭素分圧PCO2の経皮的計測を複合的に行った。 微小循環において、PO2の増加およびPCO2の減少を評価することが目的である。 この試験への耐用性と適応性は被験者に直接口頭で行われた。 その中で特に、全身や皮膚に対するアレルギーやその他の異状反応の兆候といった・変化が考慮された。 症状スコア(0=症状なし~ 10=重度な症状)の変化もまた処方開始時、4週間・後および実験の最後に記録された。 潰蕩の大きさは初期および2、4、6週間後に測定された。 3・結果18名の被験者のうち16名が実験を完了し、2名は各種手配の問題で完了が困難となった。 3グループ間の年齢および性別の配分は均等にされた。 潰瘍形成サイズの減少は経口および塗布両方を組み合わせ処方したグループにおいてより顕著であった。 処方開始6週間後において、組み合わせ処方のグル-プの潰瘍は完全に消え、また、症状スコアも消えた。 経口処方単独のグループについても、潰瘍のサイズおよび症状スコア両方において、コントロールグループと比較してより有意に減少した。 潰瘍の大きさおよび症状スコアの減少は、標準の処置(試験方法参照;圧迫ストッキングおよび潰瘍の洗浄)を施したコントロールグループにおいても見られたが、治癒のスピードはピクノジェノールの2グループよりも遅かった。 処方開始時と6週間後の経皮pO2およげ経皮pCO2の比較においては、ピクノジェノール処方グループに大きな微小循環の改善が見られた、すなわち、酸素圧が有意に増加し、二酸化炭素圧が低下した。 同様の効果はコントロールグノウープでは見られなかった。 耐容性に関しては問題もなく、全てのグループにおいて、好ましくない効果は報告されなかった。 おわりに潰瘍形成は、静脈性高血圧や浮腫や感染症と合併症を起こすため、治りにくいことが多い。 経口と塗布の組み合わせ処方により、6週間後に潰瘍は大きな治癒効果があったと明言できる。 効果的な通常の処方と比敦して治癒が予想以上に早いという理由として考えられることして、周知のようなピクノジェノールの幾つかの効能の組み合わせが作用していると思われる。 慢性的静脈不全の症状を軽減することは、幾つかの研究により証明されており(Petrassiら 2000、Arcangeil 2000、Koch 2002、Riccioniら 2004)、そのため潰瘍症状になる基礎症状は改善するのであろう。 ピクノジェノールの処方による傷の治癒速度が、ピクノジェノールのジェルにより加速することは報告されている(Blazoら2004)。 NFkB、シクロオキシナーゼ抑制効果(Hoeggerら2005)およびその接着因子(Bitoら2000)といったピクノジェノールの抗炎症効果もまた傷の治癒を促進することに寄与してい るのであろう。 ピクノジェノールの静菌作用(CalvoTorrasら 2005)も下腹部の潰瘍治癒を助力しているに違いない。 さらに親模を拡張した研究が必要ではあるが、このパイロット試験結果は、ピクノジェノールの経口および塗布の組み合わせ処方が静脈潰瘍の治療という困難な課題に新しい解決法を提案している。 参考文献1)Petrassi C,Mastromarino A,SparteraC.:PycnogenolRin chronic venous insufficiency.Phytomed7(5),383-388(2000) 2)Arcangeli P.:PycnogenolR in chronic venous insufficiency.Fitoter71,236-244(2000) 3)Koch R:Comparadve study of VenostasinR and Pyc-nogenolR for treatment in chronic vvenous insufficiency.Phytother Res 16,1-5(2002) 4)Riccioni C,SarCinella R,Izzo A,Palermo G,Liguori L..:Efficacy of Troxerutinein associationwithPycnogenolR in the treatment of venous insufficiency.European Bulletin of Drug Recearch 12(1),7-12(2004) 5)Belcaro G,Cesarone MR,Ricci A,Ippolito E,Bran-dohli R,Dugall M,Grifh M,Rufhi I,Acerbi G,Vin-ciguerra MG,Bavera P,DiRenzo A,Errichi BM・:Prevention of venous thrombosis in long-haul flights withPycnogenolR.Clin Appl Thromb Hemost,in print(2005) 6)Blazso G,Gabor M,Schonlau F,Rohdewald P・:Pyc-nogenolR accelerates wound healing and reduces scarformation.Phytother 18,579-581(2004) 7)CalvoTorras MA,Adelantado Faura C,Schonlau F,Rohdewald P,:Antimicrobial Activdy of PycnogenolRPhytotherapy Research 19,647-648(2005)
# by picnojenorl | 2006-04-20 21:30
|